リンリンリン
どんぐりを拾ったら
朝日の下で踊ろうよ
何にも怖いことはない 兄弟
切り裂けない空の下で
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
電話が鳴る
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
電話が鳴る
歌声を忘れたら
夕日の下で踊ろうよ
桟橋を彩る恋の
甘美なメロディーの
輝きの中で
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
目を見つめる
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
目を見つめる
お別れの時を恐れたら
星空の下で踊ろうを
手を握る 手を握る
最後の時まで手を握るよ
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
呼んでいる
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
呼んでいる
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
電話が鳴る
リンリンリンリン
リンリンリンリン
リンリンリンリン
電話が鳴る
Written by 小山田壮平
あの日の約束通りに
タオルケットに滲む香りを
こんなにも抱きしめている
どこへも行かないでなんて
言っても仕方のないことだね
ただ紡いでゆく暮らしに
君の残して瞳に
胸をときめかせているのさ
ねえ 分かると思うんだ
どんな言葉で飾っても
どうにも格好つかないんだ
僕のダメなところを君は
嫌になるほと知っている
あの日嘘をついたこと
謝りたいのだけれど
臆病な僕はまた冗談に
かえってやり過ごすのだろう
降り止まない雨の中
強く手を握った
もうそれだけでよかったんだ
僕らそれだけでいいよね
君が小さく頷けば
朝のコンビニに走るよ
暗くなるようなニュースには
今は触れないでおこうか
丸い背中を撫でながら
いつまでもこのままでいてと
神様は信じられないけど
祈るように眠るんだ
傷だらけの心は
愛へと続いてる
こっちへおいでと君のことを
何度でも僕が呼ぶから
君は扉を開けて
何度でも帰っておいで
二人は並んで夢を見る
あの日の約束通りに
あの日の約束通りに
Written by 小山田壮平
夕暮れのハイ
風の中へ いつの間に
滑り込んじゃって
私は誰なの
知らない そこの人
流れ行く雲に話しかけても
返事はないよね
西へと僕も行く
ああ どこか遠くの
桃源郷で会いましょう
誰かの囁きが
微かに聞こえるけれど
茜色の空 追いかけて走る
夕暮れ時は花の匂いに誘われて
笑ってしまうでしょ
恥ずかしいこと
胸がぎゅっとするでしょ
惨めな思い出
デタラメに描いた絵も
消えない痛みも
染められてゆく
マジックアワーで
いつかの空と
虹色の記憶の中を進んでゆく
寝ぼけ眼の
少年も年を重ねたけれど
忘れちゃいないよ
素敵な夢を見た
だからこうして
今日も走っているでしょ
まだ まだまだ
山を越え 谷を越え
終わらない恋を
胸に駆け抜けて行かなきゃ
忘れちゃいないよ
君の眼差しを
だからこうして
今日も走っているでしょ
茜色の空 追いかけて走る
夕暮れ時は花の匂いに誘われて
Written by 小山田壮平